まっすぐな たたずまい

e0134264_2411267.jpg



北欧の映画やドキュメンタリーが好きです。
登場する人物の多くは 武骨だったりシャイながらも
人に対して純粋な温かさを持っています。
冬になると じっと寒さに耐える丸まったその背中のように
自分の気持ちも奥深くに隠し 守っています。
寒さが厳しい場所の人々に共通するものを この冬訪れた青森にも見ました。

「長靴 持ってきてないんです。」と言うと
驚いて ホームセンターに寄ってくれた タクシーの運転手さんや
食事をしたお店で働く人達 温泉で声を掛けてくれたおばあちゃん。
誰しも照れながら 青森弁で話をしてくれたり 優しさを添えてくれました。

ある夜に入った焼肉屋さんのでのこと。
ご主人は 少し恥ずかしそうでいてサービス満点でした。
急ぎ足で一人 厨房とテーブルを行ったり来たりする姿に
あたしは目が離せませんでした。

自分の口元は にやけていたのかもしれません。
一緒に食べていた人から 「あの人ツボでしょ。」と優しく言われました。
こういう愛しい瞬間も含めた全てが 青森への思いであり
六ヶ所村の事を考えるときに 根元にあるものです。

そして 再処理工場についての思いを聞かせてくれた人達との時間。
穏やかな空間で誰かのことを知ると
その人の喜びも悲しみも 頬に触れるように そばに感じます。
そのあたたかさや苦しかった感覚は 今もまだ余韻を残しています。

だから 青森の上にある雲が 移動するのではなくて
いつか昇華して欲しいです。
今 黙っている人達の気持ちが少しずつほぐれて
まずは自身の未来を 大事に考えられるようになれば嬉しい。

そのためにも
六ヶ所村の今を 一人でも多くの人が知り 更に周りに伝え
一時的ではなく みんなで意識し続けることが大切だと思っています。
  
(はな)
[PR]

by 6peace | 2008-04-16 03:14 | ほっ。  

<< 再処理工場の現在の状況 苫米地さん >>